クトゥルフ神話TRPGで初めて作ったキャラはバルタン星人だった

 何も変わらない毎日を過ごす中、とあるリプレイ動画を観て自分の中でTRPGをやりたい欲求が生まれた。

 そのきっかけとなる瞬間が今年の6月辺りにニコニコ動画ランキング上位に降り立った卓ゲ紅白動画に出されていたマーダーミステリーだ。

 https://sp.nicovideo.jp/watch/sm42295806

 探索者の奇行を見てバカみたいに笑った俺はこれを機にクトゥルフ神話TRPG6版を買ってリア友と身内卓をやろうと誘ったのだが、リア友は乗り気になってくれない……。

 

 小学生時代に脳内異世界に付き合ってくれたリア友が恥を知って付き合ってくれなくなるとは……改めて時間の流れは恐ろしく、大人になるという残酷さに改めて心に刻まれた。

 このままじゃ6000円を出して買ったルールブックがただの紙クズになってしまう。

 それを避ける為に今まで避けていたLINEのオープンチャットに身を投じることを決意。ここから探索者としての冒険が始まったのだ。

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 オープンチャット内にDiscordもあったのでそっちも参加した。LINEじゃボイチャが出来ないからこの配慮は助かる。

 鯖主に許可を得てない為、リンクを貼ることができない。

 

 そのグループである程度メンバーと雑談して交友関係を構築したところで初めてのセッションに念願の参戦となり、セッションに向けて初めてのキャラクリに営む。そして初めて出来たキャラがこのバルタン星人だ。

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 ↓使用サイト いあきゃら↓

 https://iachara.com/

 

 ただのバルタン星人じゃ面白味がない為、アクセントとして先天的変異で体が赤くなったバルタン星人にしている。

 このバルタン星人は任務で人間社会に溶け込んで高度な科学で人間に擬態して人間の生態を調査しているのだが、本人は任務放ったらかしにして人間社会をエンジョイしているのだ。

 

 このキャラで初めてクトゥルフの世界に溶け込められる。このワクワクを百倍にして、セッションは始まった。

 参加したシナリオは「また明日」参加人数は4人。赤バルタンは佐藤次郎として擬態(という名の変装)して、宇宙アイドル、厨二病、盗撮魔と一緒に夏の長期休みを堪能したが、バルタン星人の毎日の擬態ケアのロールと分身して他のエリアに行きたいが故の分身で探索範囲を分割するなどを奇行をやったのだが、ゲームの処理役のキーパーと他の探索者による度重なる脅威によってキャラロス寸前に追い込まれた。

https://booth.pm/ja/items/3408047

 

 岩陰で分身しようとしたら厨二病に見られて危うくバレかけたり、トイレの中で分身してドッペルゲンガーを見せてしまったり、踏んだり蹴ったりだ。

 ビーチバレーのイベントでDEX(素早さと器用さの数値)判定で1クリ出して人外の片鱗を写真に撮られ、その写真を後日に科学隊に通報と参考資料として渡されてその写真を渡された上で探索しながら科学隊から逃げなきゃいけないという縛りプレイを課せられた。

 他のプレイヤーにこんな奇行を見て「お前秘匿HOある?」と言われるほどの奇行だったことを思い出した。別にゲーム処理役のKPにこれをやれとは言われてない。ただ分身して情報をより多く手に入れたかっただけだったのだ。

 

 そんな奇行を繰り返した結果、過程で科学隊に連行されてキャラロスかと思ったが一生のお願いのつもりで幸運判定で科学隊から無事解放された。

 キャラロスはクトゥルフ世界における死なのでバルタン星人は佐藤次郎として擬似的なキャラロスに追い込まれた。仮に今回のシナリオで友人関係にあったメンバーとまた会っても他人のフリをしているだろう。

 その時のバルタン星人は佐藤次郎ではなく、シャア・セミナブルとして生きていくことになる。

 

 これが俺の初めてのセッションでの出来事だ。

 危うく初めてのセッションでキャラロスしかけるところだった初セッションで継続して使えなくなりそうだった。

 

 このセッションの後から色んなシナリオを通して擬似的な旅に出られるだろう。

 プレイヤー側も楽しいのだが、ゲーム処理役のキーパーとして進めたりリプレイ動画をいつか作りたいと思っている。

 自動文字起こし機能と画面の録画を活かして楽しいリプレイを作っていきたい。それが今、俺が目指すべき境地だろう。