クトゥルフTRPGを始めて大体4ヶ月経ち、様々なGM(もしくはKP)の卓に参加させてもらった。
作ったキャラは大体50人を超え、頻繁に使うキャラと使わないキャラと分けている。
プレイヤーとして参加が大体多く、KPとしてシナリオを回す機会は10回くらいしかない。
そんな俺でも、オリジナルのシナリオを作りたいと思う時が来た。
内容は仮面ライダーギーツ劇中に開催されるデザイアグランプリを体験してもらうシナリオだ。
まず、仮面ライダーギーツで使われるベルトは汎用性が高く、一般人でも変身しやすいのでハードルも低い。
そしてなにより、個人の願望のために戦う意思があれば仮面ライダーになれる便利なベルト、それがデザイアドライバーだ。
これだけを見ると本当に仮面ライダーに変身できるのかと思う人もいると思うが、拡張装備のレイズバックルによってベルトの印象が変わる優れものだ。
このデザインを具現化してくれたバンダイはグッジョブとしか言えない。
この動画を観てもらうと分かるが、バックル一つで2フォーム、さらにもう一つバックルを付けるとさらに2フォーム追加される。
バックルが増えるほど、フォームがどんどん増えていく拡張の可能性が高いものであることがわかる。
このシステムをクトゥルフ神話TRPGのシナリオに組み込んで、α版として4人集めてシナリオを回した。
その結果―――――――――――――
すごいテンポが悪い
いや、アイデア自体はよかったはず。それにチート級呪文や後遺症などを抑えるようにした。
普段使えない技能を疑似的に使えるようにバックルで調整を施した。
というのもクトゥルフ神話TRPG6版にはステータスが二桁で最高でも20以下で留まるようになっているが、これがなにが問題かというとこの数値を5倍した計算で1d100の判定を行う必要があるということだ。
※1d100とは10~100を表すダイスと1~10を表すダイスのことである。
加えてDEXという概念があり、このステータスは速さと器用さを意味する。
これが一番の問題でブーストバックルの調整が難しく、DEXに+補正が入る。
これが6版ではキャラによってDEXが20を超える場合があり、5倍の判定で20を超えたら自動成功になってしまう。
なので6版ではやむを得ず変身中のDEX判定は常に4倍や他のバックル自体に-補正をかける等の調整を施した結果、結構敷居が高くなるシナリオになってしまう。
なので今後作る際、チュートリアルの完結型一回戦のシナリオを作る等の工夫をしてより敷居の低いシナリオ作りにしていきたいと思っている。
これを読んだ読者の中に
も う こ れ 一 つ の T R P G と し て
作 っ た 方 が 早 く な い?
と思う人もいるのだろうが、これは一般人が探索者という前提で作られたTRPGに可能性を賭けた挑戦だということを知ってほしい。
もしこの記事を読んでる人の中で、このシステムを遊びたいと思った方は、コメントかX(旧Twitter)にリプを飛ばしてくれると記者は喜んでシナリオを回すだろう。
以下のページが探索者側の情報になりますので、これを読んだうえで探索者作成をお願いします。
あと最新作のガッチャードは見やすくておもしろいので、ガッチャードが関わるシナリオを作ってもいいかもしれない。